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「1坪ってどれくらい?」家づくりの基本[坪]を知ろう!

家づくり
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土地とか家の大きさで

○○坪ってよく聞くけど1坪ってどれくらい?

建築業界ではまだまだつぼ」や「しゃくなどの昔ながらの単位が使われています。特に木造建築に関わる大工さんや板金屋さんの現場では普通に使われています。

しかし、通常は木造であろうと設計図面等にはすべて「mm」で表記されています。しかもこの単位は省略されて数字の寸法だけというのが一般的で「1.5m」なら「1,500」と書いてあります。

この記事では住宅に関する単位について確認してみましょう。

結論:1坪=2畳≒3.3㎡

これだけ知っておこう!
  • 1坪=2畳(帖)
  • 1坪≒3.3㎡

土地や建物の大きさは「つぼ」か「」で、個々の部屋に関しては「じょう(もしくはじょう)」か「」で表記されています。さしあたり上の赤枠内だけ知っていれば大丈夫です。

せっかくだからもう少し詳しく説明しよう

1坪の大きさ

「1坪」の大きさは、1.818181818・・・m × 1.818181818・・・m です。

いきなりなんなんだこの数字は!

この数字は「6しゃく」のことです。現在の日本では、「メートル法」で統一することになっていて冒頭でも言ったように住宅の図面等では「mm」で表記するため 6尺≒1,820 となっています。

木造の住宅では「910」「1,820」「2,730」・・・と「910(≒3尺)」が基本の寸法になります。

6しゃくのことを「1けん」ともいいます。

尺(しゃく)ってどのくらい?

しゃく」の説明をするために、まずは「すん」について確認しましょう。

下の写真は「コンベックス」という長さを測る道具なのですが下側には「mm」の目盛、その上に別の目盛が付いています。

1目盛目に「1/33m」と書いてあります。これが職人さんたちがいう「すん」になります。

1÷33m = 0.03030303・・・・m = 3.03030303・・・・cm = 1寸

1寸≒3.0303cm

この「寸」の10倍が「尺」になります。

1尺≒30.303cm

ということは、3尺3寸=1m、6尺6寸=2mとなりますね。

つまり1mを33等分したのが「1寸」ということです。

ついでにいうと1寸の10倍が1尺、逆に1寸の10分の1を、1分の10分の1をりんといいますが、さすがにこれを使うのは職人だけでしょう。

1畳(帖)ってどのくらい?

1畳は字のままですが畳1枚分の大きさです。3尺×6尺となります。図面の寸法はあくまでも柱の中心から中心なので厳密には畳のおおきさはこれより小さくなっています。

実際に畳の部屋の場合に「じょう」、畳以外の場合は「じょう」と表記されます。字が違っても大きさは同じです。

図面を見る時は注意!

例えば廊下の幅が「910」となっていても有効な幅は柱の大きさや壁の仕様により異なりますが、実際は「790くらい」になります。

まとめ

厳密にいえば6尺×6尺(1.818…m×1.818…m)=3.3057…㎡、1,820×1,820だとしても3.3124㎡となり、6尺=1,820㎜ではないので多少の誤差がありますが、最初に言ったように「1坪は約3.3㎡」とだけ覚えておきましょう。

家づくりを検討しはじめると「㎜」での表記や「坪」等の普段使わない単位等が多く出てきて少し戸惑う部分もあるかもしれませんが、何度か目にしているうちに少しずつ慣れてくるかと思います。せっかくの家づくりを楽しみましょう!!

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